日本の自販機普及台数

置くだけで売り上げが上がる自動販売機
自販機は、消費者が自分で料金を払って商品を購入していってくれます。
そのため店舗で販売するのと異なり、スタッフを置いておく必要がありません。
しかも、24時間365日、屋外設置でも雨風関係なく販売を続けてくれます。
接客の必要もなく時間を取られることもありません。
設置に要するスペースは一畳程度ですみますから、狭くて店舗を構えられないようなスペースでも有効活用することが出来ます。
土地は所有しているだけでも毎年固定資産税が発生しますので、自販機設置は遊休スペースに自分で稼いでもらうには最適な方法ともいえるでしょう。
ただし電源が必要となるので、既存のコンセントなどが近くにない場合は、付近の電柱から電気を引き込む工事が必要となります。
費用はおよそ10から15万円ほどかかります。
意外なメリット
自販機は動かすために電気を必要とします。
電気は自販機が商品を提供する際、保温や冷蔵、ボタン操作のためなどに用いられるのはもちろんですが、商品を表示するための照明にも使用されます。
暗い中でも、自販機の明かりが周りを照らしてくれる事にもなるでしょう。
人通りの少ない場所であれば、街路灯としての役割も果たし、いたずらや犯罪の抑止にもつながるのです。
街灯の少ない道を歩いていて、自販機の明かりを見るとホッとしますよね。
また、災害時に役立つメリットもあります。
災害時に苦労するのが、食料や飲料といったものの確保です。
自販機ボディの電光掲示板に、災害情報を流す機能や、商品を無償で提供できる機能が備わっている機種があります。