どうすれば自販機を設置できるのか

自販機導入までの道のり
自販機を導入するためには、まず、販売したい商品を取り扱っているメーカーに問い合わせしましょう。
メーカーの営業マンが、ロケーションの確認に来訪します。
売り上げの見込めるロケ―ションであれば、条件の提示や見積を受け取り、両者が同意であれば契約を交わします。
メーカーによって条件が替わることもありますから、設置が可能なスペースであるなら、数社から見積を依頼すると良いでしょう。
ただし、合い見積もりであることがわかると、辞退してくるメーカーもありますので注意が必要です。
契約書はメーカー側が用意してくれますので、内容に問題なければ締結に進みます。
契約後、両者の都合の良い日時を決め、当日はメーカーの担当者が自販機本体と商品を持参し、いよいよ設置です。
機械の動作確認や点検を行い、運転開始となります。
設置にかかる費用など
自販機設置には費用は掛かるものなのでしょうか。
設置に対してメーカーがレンタル料などの費用を求めてくることは、基本的にはありません。
一方で、自販機を稼働するには電気が必要です。
設置したい場所に100Vのコンセントが既にあれば問題ないですが、ない場合は新設する必要があります。
この場合の費用は、設置する側の負担です。
メーカーによっては工事費を負担してくれたり、売り上げ(ロケフィー)の前渡し扱いとして仮払いしてくれたりする場合があります。
ただしこれは、かなり売り上げが見込めるロケーションの場合に限られます。
ロケフィーの算出方法はメーカーにより異なりますが、商品価格の20~25%程が一般的です。
設置して稼働をスタートすると、日々にかかる電気代は設置する側が負担することになります。月に3~4千円/月ほどかかるでしょう。